From オランダ

一年限定のオランダ生活の記録

【保健師さんが来てくれた】 Enjoy your beautiful children!

今日は、役所から保健師さんが来てくれました。

引っ越してきた子育て世帯のところには必ず来てくれるのかな。

面談する必要があるみたいです。

メールをしたら、あとからアポイントのための電話がかかってくるということでしたが、なかなか電話がかかってきませんでした。

夫が再度メールを送りアポイントをとってくれました。どうやら、担当の方が病気になってしまっていたようです。

 

家に大家さん以外のオランダ人が来るのははじめてなので緊張しました。

靴をぬいでもらうかどうか悩んだ挙句、そのままあがってもらおうということになりました。

 

時間通りに呼び鈴(「ビーッ!!!」という大きい音で、びくっとなります)がなり、

素敵な女性の方が来てくれました。

日本人の家ということが分かっているようで

「靴を脱ぐ?」とあちらから聞いてくれたので、そのままどうぞと入ってもらいました。実際には、そのままどうぞとは言えず「No」といいましたよ。

「Not necesarry.」とか「You don't need that.」くらい言えればいいのにね。実際に会話になると焦って「Yes」「No」と笑顔とうなずきばかりになってしまいます。

この日本人、めっちゃ首ふるなぁって思われているかも。

 

面談では

・オランダに来た月

・オランダにどのくらい住むのか

・夫と私の仕事

・子供たちは昼間、(幼稚園など)どこか行っているか

・子どもたちの日本での健診の状況(健診は check upっていうのね!)

・子どもたちの出生時の体重

・妊娠期間(○○weeks△days)

・出産時の状況

・はじめて一人歩きした時期

・歩き出す前は、ハイハイや寝返りをしたか

・食べ物はなんでも食べるか

・牛乳は飲ませているか、母乳は飲ませているか

・言葉はでるか、何語でるか

・子どもたちの健康状態

・夫と私の健康状態

・オランダで、他の場所へ引っ越す予定はあるか

・もし引っ越した場合、今日のデータを引き継いでもいいか

などを聞かれました。覚えている限りです。ほかにも聞かれたかもしれません。

日本での予防接種の記録(英訳してもらったもの)、日本の母子手帳を手元におきながら話しました。用意しておいてよかったです。

 

先日、家庭医の登録に行ったのですが(家庭医についてはまたあとで記事にする予定です)、そのときもいろいろ質問されたのに、まぁひどい受けこたえでした。

なので、今回は知り合いになったお母さんからどんな内容を聞かれるのかだいたい聞いておいて、事前に単語など調べておきました。

それでも、全然うまく答えられないし、単語も聞き取れませんでした。

保健師さんは、とっても優しくて日本語に訳した書類やスマホを駆使して私たちのことを分かろうとしてくれたし、伝えようとしてくれました。

やりとりはすべて英語でした。オランダ人、本当に英語が堪能です。

 

オランダ版の母子手帳のようなものをくれました。おそらく移民用で、英語で書かれています。


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6月に健診を受けることになりました。健診までに、また医療用語を勉強しておきたいと思います。

 

質問はあるかといわれたので、

・オランダの子供たちは何を食べ、何を飲んでいるのか

・オランダでは日照時間が少ないためビタミンDのサプリをとると聞いたが、とる必要はあるか

を聞きました。

オランダの子供たちは、まぁふつうにパンやクラッカー、肉類を食べるそうです。

あと、おやつにはにんじんやきゅうりも食べるそうです。甘いものは一日1回までにしましょうと言われました。

飲み物は水、牛乳、お茶だそうです。日本と変わらないですね。

ビタミンDのサプリは取った方がいいそうです。買ってみようと思います。

 

長女がたまに手におえなくて疲れるので、保育を利用したいと相談もしました。

しかし、これがなかなか通じなくて…諦めようとしたら、

「時間はあるから、ぜひ話して!」といってくれました。

伝わらなかった言葉は「ピューター」です。日本人のみなさんは、ピューターといっていたので、そのように伝えたのですが、伝わらずネット検索ででてきた「peuterspeelzaal」を見せて、伝わりました。オランダ語は発音が難しい。

ピューターに関するリストをメールで送ってくれることになりました。

オランダは4歳になったその日から小学校に入学するようです。小学校入学前の集団生活を身につける場がピューターなのだそうです。

 

保健師さんは、英語もオランダ語も話せない私の話を親身になって聞いてくれて、まじで泣きそうになりました。

日本にいるところは、幼稚園の預かりクラスや、NPOの一時保育、支援センターや児童館などありとあらゆるものを利用して頼っていたのですが、オランダに来てからは、昼間は自分ひとりで子ども二人の相手をすることも多く、ちょっぴり疲れていました。

そんなときに、優しい保健師さんに接して心があたたかくなったし、感動して泣きそうでした。

 

最後に「Enjoy your beautiful children.」と笑顔で言われました。

日本で「子育て楽しんで!」とか言われると、育児に疲れているときは全然響かないし、むしろ反発すら覚えていたのですが、今日はなんだかこの言葉に感動してしまいました。

 

日本でもオランダでも、育児のサポート制度は本当にありがたいです。

ピューター、入れるといいな。