【オランダ文化】King's Day キングズデー
4月27日は、「King's Day(キングズデー)」といって、国王の誕生日を祝う祝日なんだそうです。
なんでも、オランダで一番盛り上がる日らしいです。
たくさんのブログ先生が教えてくれたことから得た事前知識としては
①一年で一番盛り上がるお祭りであること
②無許可でお店をだせるので、あちこちでいろんなもの売っている
③オレンジ色のものを身に着けてでかける
(オランダ王室はオレンジ王家という名だから、らしい)
というものでした。もちろん、もっと詳しい歴史などもあるのだけど、
自分に必要だったのがこれだけという…すみましぇん。
子どももまだ小さいし、人ごみのなかにでかけるのは不安だなと
悩んだのですが、せっかくこんなにおめでたい日にオランダにいるのだからと、
軽くグッズを買って、でかけることにしました。
TシャツとブレスレットはHEMA(ヘマ)というオランダではめちゃくちゃ有名な雑貨屋さん?でゲットしました。
食べ物とかも置いてあるし、洋服もあるし、文具もおもちゃもおいている。
どれもこれもすごくかわいいお店です。
思いっきりオレンジにしようかとも思ったのですが、この王冠のTシャツがかわいかったし、普段も着たいというケチ魂がでて、これにしました。
子供用が6ユーロ、大人用が7.5ユーロで、ブレスレットが2ユーロでしたよ。
夫用の紺色のやつはわかりづらいけれど、オレンジで王冠が書いてあります。
ちなみに、子供のTシャツのタグがオランダ国旗になっていてキュンとしました。
サングラスと帽子は、kuridvat (クライドファット)という薬局で買いました。
しかーし、長女がサングラスで遊びまくっていて、当日になってサングラスが行方不明に...悲しすぎる。
こんなに、ノリノリだったのに。
そして、つい先日まで、ノースリーブでもオッケーなくらい暑かったのに。
今日はすごく寒かったので、中に赤を着てでかけました。オレンジがあればよかったけどね。
国旗に赤が入っているし、いいかなぁなんてね。
外に出てみると、思ったより盛り上がっていませんでした。
都市部だけなのかなぁ。オレンジのものを身に着けた人はちょいちょい見かけたけどね。ちなみに、盛り上がるのは、アムステルダム、ユトレヒト、デン・ハーグなどだそうです。
私たちの家の近くでももっと、家をオレンジでデコレーションしたりしてるのかと思ったんだけど、そんなことありませんでした。
オランダで王室ってどのくらいの存在なんだろうな。
今後、探ってみます。
私たちは、フリーマーケットを行っているという「フォンデル公園」に行ってみました。
バスとトラムを利用したのですが、さすがに混んでいました。
そして、オレンジ色の服を着た人や、レイ(ハワイのあれ。首からさげるお花のやつ)をかけている人、オレンジ色の帽子をかぶっている人などたくさんのオレンジがあふれていました。
おぉ!見たかった光景はこれです!
ただ、オレンジを身に着けていない人も結構いて、私と夫も結局上着着てたし、オレンジをあまり気にしないででかけても大丈夫そうです。観光で訪れるならとくに。
オレンジ色のシュシュとか、スカーフとか、その程度でもいいみたいです。
ちなみに、フリーマーケットの会場でもオレンジのものをたくさん売っているので、
現地で手に入れて気分を味わうのもよいと思います。
オレンジの人々を見て気持ちが高まってきたのですが、トラムを降りたら...ザーザー雨。
ここのところ半袖でもいいくらい暑かったのに、今日は12度と寒いうえに雨。
聞くところによると、むしろ今日のような天気がオランダらしい天気のようです。
すぐに止むのもオランダの雨の特徴らしいです。
雨宿りをしていたら、すぐに止んだのでフォンデル公園へ。
道中、オレンジのスーツできめこんだ男性グループや、
オレンジのサングラスをかけたかわいこちゃん。
王冠をかぶったキッズたちなど、キングズデーを祝う人々がたくさんいました。
少し歩いて公園に着にましま。緑が多くて素敵です。
人が多いのと、子連れだったのとであまり写真をとることができなかったのですが、
古着、おもちゃ、手作りジュースやお菓子、パフォーマンス、ゲームなど
いろんなお店があり、いろんな方法で小銭稼ぎをしていました。楽しそう!
とくに子どもたちがかわいくて、投げ銭しちゃいました。
ベース弾いています。上手だった。
マイコー。上手じゃなかったけど、とにかくかわいかった。
お菓子も買い食い。
大人はアップルタルトを食べました。
最後に、娘の希望でひとつだけおもちゃを買うことに。
しかし、テントもなく商品を広げているので、おもちゃも絵本もびしょびしょなのです。
まぁ、まぁ、お祭りということでその辺は目をつむって、娘の気に入ったものを買いました。
見るからに、色あせ、壊れているレジスターのおもちゃ。
でも、ここで買わないと娘が爆発すること間違いなし。無事に帰宅するためにも仕方ない。
「How much?」と聞いて、聞き取れたのが「8」
えっ?8ユーロ?高くない?なので、値切ってみた。
そしたら「5」って聞き取れたので、それでも高いけど仕方ないと思って、
5ユーロ札を渡すと、おつりがたくさん返ってきた。
3ユーロちょい?ちゃんと確認しろよって感じなんですけど、お財布にいれちゃったので、いくら返ってきたのか把握してません。
いったいいくらだったのか。リスニング力のなさに少し落ち込んだけど、まぁ思ってたよりずっと安かったからいいか。
完全に壊れているのだけれど、娘たちは取り合い。大喜びで遊んでいました。
ものすごく盛り上がっている場所にはいかなかったけど、少し雰囲気を味わうことができてよかったです。
ひとつ難点をいえば、トイレです。
臨時のトイレが設置されてるけれど、ボットンだし、激汚い。
私と長女は帰宅するまで、尿意との戦いでしたー。ふーっ。
ちなみに帰宅するまで、雨が何度も降っては止み、青空が見えたと思ったら雲がやってきて…これがオランダの天気かぁと洗礼を受けました。
これまでが、例年にない晴天だったようです。
おまけ
グーグルもこんな感じでしたよ。