【移住手続き】市役所で住民登録
また少し遡って、市役所に住民登録をしにいったときのことを書こうと思います。
私たちが、Amstelveen(アムステルフェーン)の今の家の入居したのは4月1日(月)でした。
ちなみに、アムステルフェーンはアムステルダムに隣接する市で、スキポール空港(アムステルダムにあるオランダ最大の空港)からもバスで30分かからないくらいの市です。
そして、日本人がとても多い市です。よく見かけます。
(家が決まるまでのことはまたあとでかこうと思います。)
入居したときに立ち会ってくれた仲介業者の日本人の方が、
「アムステルフェーンの市役所は、アポイントなしで住民登録をしに行けるから、今日にでも行ったほうがいい」
と教えてくれました。
ふつうはアポイントないと住民登録できないのかぁと逆に驚きました。
しかし、実際に市役所に行ったのは4月8日(月)でした。
なぜ、1週間もいかなかったのかというと、移民局での手続きを待っていたからです。
海外からの引っ越しなので、移民局でもらう番号が住民登録に必要だという事前情報でした。
移民局とのアポイントは4月9日(火)だったのです。
あれ?結局移民局に行くより前に、市役所いってるじゃ~ん!って思いますよね。
どうやら、住民登録は入居してから5日以内ではないといけないらしかったのです。
それに気づいたのが、4月5日(金)の夜だったので、土日をはさんで最短の月曜日に市役所に行くことになったわけです。
夫が調べてくれていた事前情報によると、
移民局→市役所
が通常の流れのようでしたので、まずは移民局にと思っていたので出遅れてしまったのでした。夫が責任を感じて落ち込んでいましたが、私は一切合切丸投げしていましたので、むしろ申し訳ない気持ちでした。
どきどきしながら、土日を過ごしました。といいつつも、私の母も来ていたし、どうにもできないので、観光にでかけたりしていたんですけどね。
結果的にいうと、5日以上経過していましたが、大丈夫でした。
そして、移民局に行く前でも大丈夫でした。
が、通常はやはり移民局が先なんだそうです。
移民局とのアポイントはあちらからの指定なので、こっちはどうすることもできないスケジュールですね。
移民局で、実際の手続きは済んでいなくても住民登録に必要な番号自体はすでに発行されているので、先に住民登録の手続きができたようです。
市役所は家から歩いて15分くらいのところにあります。
写真がなくて申し訳ないのですが、外観は古いですが中はすっきりしたおしゃれな空間でした。
こういう市役所なら、引っ越してきて手続きをするときにわくわくするからいいなぁを思いました。
私が日本でいったことがある役所は、なんだか色あせていて、椅子がガムテープで直してあったり、寒々しいイメージなので。
まぁ、ヨーロッパだとなんでもおしゃれに見えてしまう私の問題かもしれませんが、とにかく素敵でした。
長女は、入った瞬間に役所的な雰囲気を感じてか「つまらなーい」と駄々をこねはじめましたが、キッズコーナーを見つけてからは激変。
ずっと遊んでいてくれました。よかったー。
一応おもちゃやシールブックをもっていっていたのですが、もっと魅力的なものがあったので、よかったです。
次女が触っている、タッチパネルのゲームがものすごく充実していました。
ぬりえや、パズルなどが年齢別に選択できるようになっていました。
これは、間違え探し↑
ちなみに次の日に行った移民局のキッズスペースも充実していました。↓
こういう個室で手続きをしました。
対応してくれた女性は親切で、書類がたくさんあったけれど、嫌な顔せず対応してくれました。
たくさんの書類の中から必要なものを探すときに
「Let me see...」と言っていたので、おぉ中学校の教科書で習ったこと、こんな感じで自然に使うのね~と思いました。
「There are many many papers. It's comfuse.」と、見るからに英語ができなそうな日本人の私にも分かりやすい英語で話してくれました。
ちなみに、オランダの人はほとんどの人が英語が話せるようです。
オランダに来てから今日まで、英語でのやりとりでなんとかなっています。
ありがとうとあいさつくらいはオランダ語でと思っていますがなかなか…
この時に覚えた英語をひとつ紹介すると、「Look out!」です。
次女が、まぁ、元気いっぱいに歩き回るのです、、、でも私たちも慣れない英語でのやりとりや書類の山に緊張していて次女をないがしろにしていまうのです。
そして、案の定転んだり、透明な扉にぶつかりそうになったり、高いところに上って落ちそうになったりするわけです。
そんなときに「Look out!」と言われました。怒っているわけではなくて、
「危ないよ!」「気を付けて!」みたいな雰囲気で言われました。
市役所以外でも何度か言われたので、一応調べたら、やはり「注意して」という意味でした。
手続きは、質問に答えたり(すべて英語でたくさんあったので、大変でした。夫がやってくれたんですけどね)、書類の内容確認をしたり、写真をとったりサインをしたりといったものでした。
やることがたくさんあったので時間はかかりましたがスムーズに終わり、マイナンバーのような番号を発行してもらいました。
この番号があると、ガス・水道・電気の契約、インターネットの契約、銀行の口座開設などができるようになるそうです。
なので、住民登録が終わったことにより、オランダ生活のいろいろな手続きがスタートできるようになりました!