【オランダで国際交流】メリークリスマスって言っていいの??
12月24日(火)は、クリスマスイブでしたね。
火曜日はPlay dateのお誘いがあることが多いのですが、
クリスマスイブの日は、きっとないんだろうなと思っていたのです…
ところが、いつも通り、ホストの方から連絡が来ました。
ほほー。ちょうど私たちも予定がなかったので行ってみることにしました。
What's upのチャットでは、いろいろなことが話題にのぼります。
・食事へのこだわりはあるか(ビーガン、ベジタリアン、、、、)
・タトゥーを入れているか
・クリスマスマーケットはどこがいい?
・我が子の便秘がひどいのだけど、いい方法は知らないか
・断乳をはじめてめっちゃおっぱい痛いんだけど~
・うちの子はじめて歩いたわ~
・出産しました~
などなど
育児についてもそうじゃないこともいろいろ…
ビーガンの食生活がいかに素晴らしいかということが語られていたので、
今回は、ビーガンでも食べられる中身にしたおにぎりを作っていくことにしました。
①お顔つきにしたしおむすび
②のりとしろごまをまぜたおにぎり
③フライドオニオンとしょうゆをまぜたおにぎり これが一番人気だったわ。
今までもっていったものの中で一番評判よかったわ。やっぱり日本人には日本的なものが期待されているのだと思いました。
「Onigiri」という名前を知っている人もちらほらいましたよ。
やっぱり「すし」はみんな知っているね。
それにプラスして、クリスマスイブだしと思って、折り紙でカラフルなサンタさんも作ったのです。
が、、、ふと思ったのです。あれ?みんなクリスマス、どんな感じで過ごすのかな?
サンタさんNGの人とかいるやもしれん。
そもそも、このグループは外国人(オランダ人ではない)ばかりだから、キリスト教ではない方も多いのでは?
いろんなことが話題になったけれど、宗教のことが話題にならないってことは、
宗教はセンシティブな話題なのかな。聞きづらいなと、、、いろいろ考え始めてしまいました。とりあえず、折り紙サンタはもっていくことにして、渡すかどうかはその場で決めることにしました。
とりあえず、ホストママの家に行きました。ママたちの中でも、話しやすいままに
「クリスマスはお祝いするの?」と聞くと、「夫がムスリムだからしないよ」と言われました。おぉ、やっぱりそうか。
「あなたはどうなの?」って聞かれて、、、
「日本ではほとんどの人にとって、クリスマスはただのイベントなんだ」と伝えました。伝わったかな。もちろん、きちんとお祝いしている方もいるだろうけどね。
まぁ、そんなこともあり、折り紙サンタは封印。
今回ホストをしてくれたママはトルコの方でした。
ティーをお願いしたら、トルコ風のグラスででてきた!昔トルコに旅行にいったときに、かわいい!!って思ってたんですよ~。
やっぱりかわいい。グラスのかたちも、お皿の柄も。
あと、驚いたのが干し柿があったこと!
「Kaki fruits知ってるの?」って言われて、たぶん柿は日本の果物だし、干し柿も日本のものだと思ってたんだけどと伝えました。
まじ?そんなわけないじゃん。くらいの反応でした。それだけ柿がトルコで当たり前の食べ物だってことですね。びっくり。
このほかにも、いろんなママがいろんなものを作ったり買ったりして持ち寄って、にぎやかなテーブルになりました。
日本と違うなと思うのは、子どもたちは自由に遊んでいて、みんなでおやつ食べようって感じにはならない。ちょこちょこやってきて、つまんでいったり、お母さんが子供の遊んでいるそばにお皿をおいたりしています。
大人数ってこともあるけど、椅子も人数分はなくて、座って食べたり、立って食べたり、ソファで食べたり、交代したり…そもそも椅子がないお家もありました。
立食パーティー的な。
私は、子どもたちがもめているとつい気になってしまう(特に次女は手がでちゃうので心配)のですが、このときは「子ども同士なんだから放っておけばいいのよ」とアドバイスされました。
私は「tidy」(きちんとしている)すぎるみたい。
この日は、ホストママの息子さんの1歳のお誕生日会も兼ねていました。
飾り付けがかわいかった。
HAPPY BIRTHDAYは言っていたけれど、Merry Chirstmasは言ってなかったから、(まだ24日だってこともあるかもしれないけど)
やっぱりサンタはださなくてよかったなと思いながら帰りました。
ところが、その日の夜、、、
What's upのチャットでは
「Merry Christmas」が飛び交いました。
そうか。もちろん。言わない人もいたし、私も何も言わなかったんだけれどね。