From オランダ

一年限定のオランダ生活の記録

【オランダの乳幼児健診】GGD(保健所)に行って健診と予防接種を受けてきた







日本と同じように、オランダでも乳幼児の定期検診(無料)があるみたいです。

日本より細かくて、1か月(4週間)、2か月(8週間)、3か月、4か月、5~6か月、7~8か月、9か月、11か月、14か月(1歳2か月)、18か月(1歳半)、2歳、3歳、3.9~4歳と、全部で13回あるようです。

予備知識が何もなく、そんなものが受けられるとは知らなかったのですが、先日の保健師さん訪問のときに日時を指定されたので、言われるがまま行ってきました。

娘たち二人とも受けました。14カ月と3歳児健診だったのかな。

受けた今でもよくわかっていないという…

 

13:10からだったので、13:00ごろ到着できるように家を出発しました。

今回もGoogleマップ頼り。はじめて行く場所は緊張します。

本当は、一人で行こうと思っていたのですが、夫もついてきてくれました。

やっぱり、いてくれた方が安心します。

 

予定通り13:00ごろ到着しました。はじめて乗るバス、降りるバス停、歩く道だったので無事に到着できてほっとしました。

GGDは2階にありました。

メディカルセンターみたいになっているのかな。ほかの階には婦人科や薬局なども入っていました。

明るくてきれいで清潔でした。

 

緊張しながらドアをあけると、笑顔で受付の女性が迎えてくれました。

広々としたベビーカー置き場があり、そこに貴重品以外を置いて受付に行きました。

明るい部屋に、おもちゃとおむつ替えの台がずらっとありました。

娘たちは一目散におもちゃの元へ。そちらは夫にお任せして、私は受付へ。

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おむつ替えの台の色!かわいい。

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オランダ版の母子手帳Growth Guide)にアポイントの時間が書いてあったので、

それを見せながら「I have an apointment.」というと、わかってるよ~という感じで母子手帳を受け取ってくれて、「服と靴下を脱がせて肌着にしてね~」と言われました。

ちなみに英語です。本当に普通に英語しゃべってくれる。

 

もたもたしていたら、結局靴下を脱いだだけになってしまったけれど、そのまま身体測定へ。受付の女性が測って、母子手帳に記入してくれました。二人とも大きくなっててよかった。

次女は身長を測るときに、背伸びをしていたし、体重をはかるときは体重計を手でつかんでたけれど…適当でいいんだね。

 

しばらくすると、女医さんに呼ばれて診察室へ。女医さん一人で対応してくれました。

ちなみに、集団検診ではなく個別健診です。

 

軽く挨拶をしたあとにそれぞれの健診でした。

 

<次女>

・PC画面をみながら身長体重の確認。オランダの成長曲線の「Average」より少し下だったけれど、日本人だし大丈夫よって感じでした。

・発達検査(つみきの受け取り、受け渡し、箱の中に入れる)

「どうぞ」「ちょうだい」「いれて」を英語で言われたけど、できました。

・問診

 歩くか

 何を食べさせているか

 歯ブラシは嫌がらずにするか、歯医者にはいったことがあるか

 ビタミンDは飲んでいるか

 単語はでるか

 こちらが言っていることが伝わるか

 家族の病歴について

 両親の視力。先日、保健師さんにも聞かれて答えられなかったのに、今回もうっかりしていて答えられず。英語というより、そもそも自分の視力を分かっていないという…

二人ともめがねをかけているので、「度が強い?」って聞かれたけど、それもどのくらいから強いのかわからなくて「・・・」

 家族の遺伝的な病気について

・視力検査 光を目で追うか、左右や上下に目が動くかなどを検査してたのかな。

 

<長女>

・身長体重の確認 身長も体重もアベレージのさらにど真ん中でした!

・問診

 ジャンプはできるか

 文章を話せるか

 あとは次女と同じようなことを聞かれました。食、歯ブラシ、ビタミンDなど

・発達検査(つみきを同じ形に並べる ブロックの型はめ)

・視力検査

 日本の三歳児健診と同じように、Cではなく、絵を答えるものでした。

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 私たちが、娘の言っていることがあっているかどうか先生に伝えました。

 家のことを「ケーキ」、馬を「きりん」って答えててかわいかった。

 家に帰って母子手帳を見たら、この絵があった。予習させてあげればよかった。

 

こんな感じで健診が終わりました。

そして、次に予防接種はどうするかと聞かれました。

日本でかかりつけの先生と相談して、オランダにいる間は予防接種打たなくても済むようなスケジュールを立ててきたので、断ろうかと思ったのですが、すごく丁寧に説明してくれたし、せっかくだから打ってもらうことにしました。

別日だと思っていたのですが「now」って言われて「Now!?」とびっくらこいてしまいました。何の準備もしてなかったので…(主に心)

その反応を見て、「別日でもいいけど、また来るの大変でしょう。それなら今打てるよ。でもね、子どもたち、とくに長女に伝えてないのなら心の準備ができてないだろうから、どっちでもいいよ。みんなで相談してね。」と言ってくれました。

優しい!!

ちなみに、予防接種の通知は郵送で届きます。

夫と私は、今やってしまいたい。次女はまだ意見を聞ける年齢じゃないので打つ。

長女は、果たして。。。最初は嫌がっていたのですが、先生がミッキーやミニーの絆創膏を見せてくれて、「これをはってあげるよ」と言ったら、心が動いたようで、打つことになりました。

 

両腕に1本ずつ打ちました。日本と違って検温なし、消毒なしですよ!!びっくり。

 

次女の予防接種の前に、いくつか質問をしました。次女の予防接種後だと大騒ぎになってしまって、話す時間がないだろうという先生の配慮です。本当に優しい。

①次女の足が曲がっているような気がすること(ビタミンD不足?)

②長女が野菜を食べないときがあること

③長女がいまだに指しゃぶりをすること

そ相談しました。答えは

①子供の足はそういうもん。年齢で変化していくから心配ない

②3歳児ってそういうもんよ

③歯と舌の発達に影響があるかもしれないから、指の代わりになるもの(ぬいぐるみなど)を与えてあげたり、やめるようにだんだんと話をしてみて

とのことでした。

 

さぁ、いよいよ次女。でも、待てよ、前日39度の熱があったんだった。当日は下がっていたのですが、先生に相談したら、「医学的には問題ない。でも心配なら今日じゃなくてもいいよ。」とのこと。そこで、今一応体温を測らせてもらって、熱がなければお願いすることにしました。体温測定めちゃくちゃ時間かかりました。日本の体温計優秀だな~。

熱がなかったので打ってもらいました。

両腕に1本ずつ。次女は3本打つ予定のワクチンがあったのですが、一度に2本までと決まっているそうです。あと一本は次回になりました。

女医さんはとっても気さくで、優しくてわかりやすい英語で話してくれてとてもありがたかったです。

 

無事に健診と予防接種を終え、次回の予約をして帰りました。

次回は長女の4歳前の検診と次女の予防接種です。こちらも一度で終わるように日程調整してくれました。ありがたい。

次回の長女の検診の視力検査の練習キッドをもらいました。

ちなみに、受付の人に「〇〇さ~ん」と呼ばれてから行くというわけではなく、自分のタイミングでいくみたいです。日本みたいに待っていると、謎の時間が流れるかもしれません。

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ほっとした子供たちは、近くにあった公園でひと遊びして帰りました。

私もほっとしました。

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     こけた

 

 

事前にどんな内容を質問されるのかを、オランダ在住の方のブログや知り合いになったお母さんから聞いておいて、予習をしていたので、遺伝的な病気のこと以外はなんとか自分で受け答えできました。夫が子どもを見ていてくれて心に余裕があったのも大きい気がします。なので、やっぱりついてきてもらってよかった。

歯の検診もあると聞いていたけれど、歯については「歯磨きは嫌がらすにするか」「歯医者に行ったことはあるか」という質問だけでした。

どなたかの参考になるといいな~。