【オランダの医療】やっとこできた!家庭医の登録
オランダの医療制度は日本とは違い、病院に行く前にまず「家庭医」に診てもらう必要があります。
そして、その「家庭医」に登録する必要があります。
家の近くの家庭医を探して、アポイントをとり、面談をして登録となります。
どのような症状でも、まず家庭医に診てもらって、それから必要な場合は病院に行くということになるそうです。
はじめは、家の目の前にある家庭医に登録をしようとしたら、すでにいっぱいで登録さえてもらえないとのことでした。
次に、よく遊びに行く公園のすぐ近くにある家庭医に連絡をすると、OKをもらえたので、アポイントをとり面談に行くことになりました。
家庭医を探すサイトがあるし、それぞれの家庭医にもHPがあります。
英語のHPを作ってくれている家庭医もあったり、グーグルが勝手に翻訳して日本語で表示してくれます。グーグルって本当にすごいわ。
さらっとかいていますが、探すのにも時間がかかったし、電話連絡をしなければならなかったからプレッシャーもあったし、登録が済むまでに時間がかかりました。ちなみに、全部夫がやってくれました。
子どもも自分も関係することだし少しは役にたたないとと思ったのですが、分からな過ぎて思考が止まってしまいました。
言語の壁は大きいです。オランダ語はもちろんのこと英語もできないことに落ち込む日々です。
家庭医の建物は、外から見ると暗くて怖い感じがしたのですが、
中は明るくておもちゃもたくさんありました。子どもたちも大喜び!
面談は英語でやってくれました。
家族みんなの年齢
夫と私の仕事、病歴
子どもたちの病歴、遺伝的な疾患があるかないか
保険について
などを聞かれました。
また、予約の取り方や空いている時間の説明もありました
基本的には午前中にアポイントをとってきてね。ということでした。
午後はいないから、午後になにかあったら次の日の朝まで待ってねといっていたように思います。
緊急の場合は、緊急病院に行くようにということでした。(たぶん)
英語が分からな過ぎて曖昧です。
最初に、この辺も15年前は日本人が多かったけれど、今はインド系が多いという話をしていたみたいです。世間話的にね。
私は、先生が15年前にインドにいて、そこで日本人を診
ていたんだと思ったんですよ。すごいリスニング力です。悲しい。とんだ勘違いです。
とりあえず「I am always healthy.」と伝えました。まだ若いし、大丈夫だろうねという先生の意見でした。
「25歳くらい?」と言われたけれど、お世辞なわけではなく、アジア人は幼くみえるみたいですね。
遺伝的なことといっていたので、自分の母親が糖尿病(ほんとは予備軍)というと、
そんなのは興味ないといわれました。どのレベルの疾患だと伝えなきゃいけないのかな。とにかく何もわからない状態で面談を終えました。
そのあと、夫が事務にいって登録手続きをして、無事に登録となりました。
これで一安心だけれど、困ったことが一つ。
私たちはオランダの保険ではなく、日本で海外旅行保険に入ってきました。
そうすると、医療費がまずは自腹になるそうです。
ちなみにオランダの保険は民間会社のものに自分たちで入るんだそうです。
こちらでオランダの保険に入るか、海外旅行保険に入ってくるのかは日本でも、とても悩んだ点でした。
やっぱりオランダの保険に入るべきだったかななんて夫と話しましたが、いまさらどうしょもないので、とにかく健康に過ごせるように気を付けようと思います。
オランダでは処方箋なしで買える薬もたくさんあるし、しかも安い!ので、それでなんとか乗り切るか、ジャパンクリニックという日本のお医者さんがいて、予約をとれば診てもらえる病院もあるらしいので、いざとなったらそちらを利用しようかな。
いや、家庭医に登録した意味!!って思うのですが…登録は絶対っぽい(このへんも曖昧)し、幼稚園に提出する書類に記入する必要もあるし、とにかく登録が済んでよかったです。
先日、夫が謎の頭痛に悩まされた一週間がありました。そのときに、ネットで見つけた鎮痛剤の画像を薬局で見せて買うことができました。
2ユーロもしませんでしたよ。
このような手続きがあると、言葉が理解できないことや自分の頭の悪さ(制度を調べるけれどまったく理解できない)ことに若干落ち込みます。
が、1年しかないし落ち込んでいる暇はないので、知り合った日本の方に何でも聞いて、乗り切ろうと思います。
できれば、英語が上達するように頑張りたいです。オランダ語は…挨拶くらいしかできないかな。