【空港でお出迎え】Are you waiting for someone?
若い頃お世話になったご夫婦が、先日オランダまで遊びに来てくれました。
はるばるオランダまで♪うれしい!!
娘たちと三人で、空港までお迎えに行きました。
長女は、ずっとほしかったウェルカムバルーンをゲットして大喜び!
よかったねぇ。
到着を待つまでの間にバーガーキングのソフトクリームでおやつにしました。
1つ0.5ユーロです。
タッチパネルで注文して、支払いも済ませられます。受け取り口に番号が表示されて受け取るシステムです。空港だからか、いつも混んでいます。そして、店員さんがあまり愛想がないんです。忙しいからかな。なので、ドキドキして受け取りにいきました。
次女を抱っこして、ベビーカーを押しながらソフトクリーム3つ(自分も食べたくて3つ頼んだのです。てへ)を受け取りにきた私を険しい顔でじろっとみて、
ものすごく忙しそうなのに、「Do you need help?」と聞いてくれました。
やさしい!形式的な感じではなく、批判的でもなく、かといって特別な感じもなく自然に助けようとしてくれました。オランダのこういうところが本当に好きです
そんな店員さんをはじめ、空港でもみなさん本当に優しいので、人がたくさんいる空港でも安心して子供を連れていけます。(もちろん貴重品の管理や子供の行方は見守っています)
これまでにも、私の母、姉、友人と何度か空港でお出迎えを経験している長女と次女、慣れたもので結構な待ち時間でも遊んで待てます。
待ち時間の過ごし方としては、おやつ、KLM(オランダ航空)のお店にある飛行機(本物なのかな?座席に座れたり、コックピットに入れたりします。
顔はめの合成もつくれます。
おやつを食べたり遊んだりできるし、何より空港に行くということは誰かが来てくれる!ということなので、子どもたちは楽しみにしています。
私は、待っている間に誰かと会話をすることにしています。
普段、店員さんとのやりとりや道での挨拶くらいで、日本人以外の方とはほとんど会話をしないので、英語は全く上達していません。
空港の待ち時間は、日常会話ができる貴重な機会なので、優しそうな人でタイミングが合いそうな方に話しかけています。到着ロビーであることがポイントで、みなさん誰かを楽しみに待っていてテンションは上がっているし、待っているだけなので時間に余裕もあるし、しっかりと会話につきあってくれます。
子どもたちに親切にしてくれた方にそのまま話しかけることが多いです。
そして、会話のきっかけとしていつも
「Are you waiting for someone?」と聞いています。
するとたいてい、いろいろ話してくれるし、さらに質問もできます。
でも、だんだん難しくなってきて、最後は笑顔でへらへらして終わってしまいます。
そのたびに、もっと英語できるようになりたい!って思うのに、努力はしてません。
これまでに会話した方は…
<アメリカに住んでいる息子さんを迎えにきたご夫婦>
お嫁さんはアメリカの方らしく、オランダ人の方が絶対いいのに、なんでアメリカ人なんかと!というようなことをいっていました。半分冗談でね。
<日本に住む息子さんを迎えにきたご夫婦>
息子さんが東京でお仕事をされているんだとか。なんだか話し方が独特だったから、オランダの方か聞いたら、ロシアの血が混ざっているし、祖父母も父母もいろんな国の方だし、様々な国で暮らしてきたから、はっきりとは自分が何人とは言えないという感じでした。でも一番強いアイデンティティーはロシアらしく、日露戦争を忘れちゃいけないみたいなことを言われて、ドギマギしました。
娘たちの名前に興味をもってくれて、「花の名前じゃない?」って聞かれたけれど、違うので違うって言ったんだけど、なかなか伝わらなかった。
<日本に住む息子家族を迎えに来たご夫婦>
いすが並んでいるところで、あちこち歩きまわる次女の面倒をとてもよく見てくれて、すごく親切でした。
同じ便を待っていたみたいで、出口のゲートでまた一緒になったので、聞いてみたら、息子さんご夫婦とお孫さんが日本で暮らしているのだとか。
とてもひさしぶりに会うみたいでとても楽しみにしてらっしゃいました。
とくにお孫さんに会いたがっていて、到着後の抱擁シーンにこちらまで感激してしまいました。
別れ際に、オランダ語と英語を混ぜて(というかわからなくてまざっちゃった)「Mooi family! 」(mooi=美しい)家族の時間を楽しんでねと伝えるとすっごく喜んでくれて、たくさんたくさん私と娘たちのこともほめてくれたけれど、なんて言ってるのかはさっぱりわかりませんでした…。
覚えているのはこんなところです。
今の環境にあって、英語がこれだけ上達しないってことは、私、だめかもしれないと思う今日この頃です。
そして、英語がしゃべれなくてもなんとか暮らせるというのも事実です。
さらに言えば、ここはオランダなので、本来はオランダ語。
オランダ語に至っては、挨拶すらあやうい状況です。
オランダの方は、本当に英語がすらすらでてくるなぁと思います。
娘たちの言葉に対する理解や、私のオランダの方との会話などについてはまたあとで記事にできるといいなと思っています。
空港お出迎えの話がそれました…。
この日は、ミッフィーバルーンで無事にお迎えできました。
私のわくわくやうれしさが伝わるのか、娘たちもとてもうれしそうでした。
たくさんお土産をもってオランダまで来てくれたご夫婦、後日我が家にも来てくれました。
そのときのこともまた記事にしたいと思います。