【昔ながらのトラム】Historical trainでアムステルダムまで行ってきた
8月に自転車を買ってから、娘たちと夫の三人でサイクリングにでかけてくれることが
多くなりました。
そして、帰ってくると、トラムの話をすることがたまにありました。
「古い車両なんだ」とか
「道路の渡り方がおもしろいんだ」とか
「ものすごく走るのが遅いんだ」とか…
とにかく夫が興奮気味に報告してくれるんですが、私は、一人の時間を満喫した後で、すっかりオフモード。たいして話しも聞かず、「ほぇ~。そうなんだ~。おもしろいねぇ。」(ほじほじ)って感じでした。
でも、夫がその後詳しく調べたら、三人が見かけるトラムは毎週日曜日だけ走っている特別なもので、10月で終わってしまうということが分かりました。
そうなると、俄然見てみたいし、乗ってみたくなる。
そんなわけで、トラムが走る最後の日、みんなで乗りに行きました。(また4月から走るそうです)
夫調べによると、4歳までは無料、大人は往復で5.5ユーロだということ、始発は11:00すぎということは決まっていて、それ以外は1時間に2本だという情報しかないことなどが分かりました。
とりあえず、午後からいってみよ~!ということで、お昼ご飯を食べた後、散歩しながら乗り場まで行きました。家から1キロくらい。
次女はおねんねの時間と重なり、トラムが来る前にすやすやと眠ってしまいました。
10分も待たないうちに、やってきました!ラッキー♪
私たち以外にも、待っているご夫婦がいました。この標識がかわいいなと思って撮ったら写してしまいました。
一度見送って、折り返してくるのを待ちました。
キタキタ。ちなみにトラムの線路は草ボーボー!
乗り込んでから、車掌さんが切符を売りにきてくれました。切符もなんだかかわいい。チョキンと切ってくれました。最近なかなか経験できないからうれしいね~。
往復じゃなくて、片道切符にしたら大人二人で6.5ユーロでした。子供は無料だけど切符をくれました。それもうれしいね♪
そして、その車掌さんが写真を撮ってくれました。ファミリーが乗るときはいつもとるんだよ~だってさ。ちなみに英語です。オランダは英語がほぼ通じます。
ぬくもりのある車内、車窓からの景色も素敵で乗っているだけでもたのし~。
隣が自転車の道で、子どもを乗せた自転車やら変わった形の自転車やらいろいろな自転車も見られて楽しかったです。そして、たくさんの人が外から手をふってくれました。みなさん写真も撮っていたよ~。
普段、バスで表側から見ているお店や家の裏側がみられておもしろかったです。
いつもは建物で見えなかったけれど、バスで通っている道の一本裏にはずっと運河が流れていたのね~。
こちらも車窓から↓ 昔の駅舎なんだって。今はカフェ。今度行きたいな。
噂の手旗も見られました。
おじさんが降りて、旗で車を止めて、そのすきに通ります。そのあとおじさんはトラムに飛び乗るのです!夫はその様子が大好きみたいで、何度も動画におさめていました。
途中でおじさんが乗ってきました。それから反対方向にすすむ車両とも2回すれ違いました。私たちが乗っていた車両は青でしたが、すれ違ったのは赤と黄色でした。かわいかった。
移動手段として乗るのではなく、乗車自体を楽しむものなので、めちゃくちゃゆるい運転でした。早くなったり、謎のストップタイムがあったりで、のんびり進みました。
終点は博物館になっていました。私がミュージアムカードを忘れるという痛恨のミスを犯していたので、スルーしました。お金を払えば入れたけどね。
フォンデル公園まで行こうかという話になりましたが、寒すぎたし思ったより遠かったので断念して、通りがかりにあったパン屋さん兼カフェへ。
ベビーチェアが見えたので子連れでも大丈夫だろうと思ったのです。
「持ち帰り?パンだけ買う?なんか飲んでいく?」と聞かれたので、飲んでいくと答えると、席についてたらメニュー持っていくよとのことでした。
おもちゃがおいてあった席があったので、そこに座りました。前のお客さんが子連れだったっぽい。
イチゴタルト
ソーセージロール
冷えたからだがあたたまった~。
帰りはバスに乗って帰りました。
アムステルダムもすっかり秋です。