【オランダ文化】シンタクラース① シンタクラースって何者?
先日、シントマーテン(シントマールテン)について書きましたが、
そのあとは、1年のうちで子供たちが1番楽しみにしているらいい、
シンタクラースさんがやってきます。
えっ?誰?
サンタクロースじゃなくて、シンタクラースです。
ちなみに、クリスマスにはちゃんとサンタクロースもやってくるそうです。
さて、私がネットで集めた基本情報によると…
聖ニコラウスさんをオランダ語読みするとシンタクラースさんになります。
赤いマントと冠、白くて長いひげが特徴です。
11月の中旬ににスペインを出発して船でオランダにやってきます。
たくさんのピートという従者と大量のプレゼントを一緒に乗せてきます。
※ちなみにピートについては毎年、人種に関する論争が起こるようです。
興味のある方は調べてみてください。
オランダでは、シンタクラースさんご一行の到着を盛大に歓迎します。
今年は11月16日の土曜日に到着し、パレードもありました。
そして、シンタクラースさんのお誕生日(12/6)も盛大に祝います。
パレードを見に行ったら、ものすごい人でした。
ピートの仮装をしているキッズがたくさんいてかわいかった。
服装もそうだし、顔も汚してたりしてかわいかったです。
シンタクラースが到着する前に、たくさんのピートがやってきました。
麻の袋からお菓子をくれます。※手渡し 衛生的なことはこの際考えない!!
お菓子の写真を撮っていたら、いつの間にか目の前にシンタクラースさんが!!
わけもわからずだったけれど、すごく盛り上がっていて楽しかったです。
子どもたちの楽しみポイント!
シンタクラースさんは、サンタクロースと同じようにプレゼントをくれます。
大きなノートをもっていて、そこに子どもたちが1年にしたことが書いてあります。
よい子にはプレゼント、悪い子は袋にいれてスペインに連れていかれるそうです。
シンタクラースがスペインを出発する日から、オランダの教育テレビ的なチャンネルで
「シンタクラースジャーナル」が毎日(たぶん)放送されます。
オランダ語分からないけれど、見ています。
ちゃんとキャスターがいて、リポーターもいてシンタクラースご一行をおいかけます。
毎年、船が難破するなどの事件も起こるようです。
今年は、船ではなく汽車でやってきたというストーリー。線路を間違えて行き止まりになったり、汽車のすすで洋服が汚れてしまったりというエピソードもありました。
おもしろいね。今後もチェックしてみたいと思います。