From オランダ

一年限定のオランダ生活の記録

【オランダ文化】シンタクラース②シンタクラースに会いに行ったらオランダ文化にふれました

16日の土曜日に、シンタクラースご一行がオランダに到着しましたが、

そのあとは、シンタクラースさんのお誕生日12月6日まで、

シンタクラース関係のイベントがあちらこちらで行われているようです。

 

前回はパレードを見に行きましたが、今回はショーが観られるということで、

娘二人を連れていってみました。

 

ショッピングモールで12:30からだということでした。

1人で2人を連れて行くのは不安だったので早めに家をでました。

思ったよりスムーズに行って11:30には到着しました。

 

まずは図書館で暇つぶし。

図書館のキッズコーナーもシンタクラース一色!

ガーランドやピートとシンタクラースのぬいぐるみが飾られていたり、

シンタクラースの絵本のコーナーもできていました。

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次女は、PCで見られる動く絵本を慣れたようすで見ていました。

正確には、、、ヘッドホンを間違った向きでつけて、PCをかちゃかちゃやっていました。


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ほかの子が来ても、ひるむことなく一緒に見ていましたよ。長女はそういうの苦手で、、、一人で絵本を読んでいましたよ。

 

12:00すぎたので、外にでてみると、まったく人がいない。

本当に、今日だよね?と思いつつ寒かったので、ショッピングモールのベンチで休憩しました。バス待ちの時間におにぎりを食べてしまったので、おやつにしました。

お肉屋さんでエルテンスープ(オランダの家庭料理のお豆のスープ)と、

シンタクラースとピートのお面を配っていました。

シンタクラース↓
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ピート↓
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12:20ごろに外にでてみると、ピートらしき人たちが!

やっぱりあってるよね。と思いつつ、特設されたステージのあたりで待っていました。

すると、トラックがステージに横付けに。

時間は12:30。まさかのトラックから登場!?と思ったら…

ステージのセッティングがはじまった!

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えっ?今から~?そうかぁ。12:30からといっても、ぴったりに始まるわけじゃないのね。くそまじめな日本人の私は、1時間も前から来ちゃったよ~。

文句じゃなくてさ、文化の違いを感じたという話です。今後は気を付けよう。

ピートがせっせと準備する様子が見られて面白かった。

気が付いたら子どもたちも続々と集まってきました。12:45くらい。

 

寒かったので、いつも薄着の長女は凍え始め、さすがにズボンをはきました。

次女は、まぁ、あっちこっちに出張しまくりで、ステージにも登ろうとするし、

大人子ども関係なくちょっかいだすし、大変でした。それがかわいくもあるのだけれど。長女は私のそばを離れないタイプの子どもだったので戸惑います。

 

一番前にいたはずだけど、いつの間にか後ろの方に…このへんも日本とは違うのかなと思います。日本は秩序がある!これも違いですね。郷に入っては郷に従え精神で、がんがんいかないとね!苦手だけども。

 

しばらkすると、陽気な音が聞こえてたくさんのピートがやってきました。

そこから、茶番じゃなくて、寸劇がはじまって、ついにシンタクラースさん登場!

この時点で13:00過ぎてたよ~。

ポスターには12:30にやってくる!みたいに書いてあったのに~。

別にいいけどさ。
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シンタクラースさんが子どもたちにいろいろと質問を投げかけていました。

長女は、シンタクラースさんに「いい子アピール」をするためにやってきたので、

必死に「ヤー」(オランダ語のYES)と言っていました。

プレゼントをもらいたいという動機は不純だけれども、必死でかわいかった。

何言ってるか分からないのに、周りの子供たちに合わせて「ヤー」「ヤー」言ってた。

シンタクラースさんの質問に対して、手を挙げる場面もあったのだけれど、

ここでもオランダ文化を目の当りにしました。

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写真で分かるかな?手を上げるときは、人差し指を立ててあげるんです。

今や私もこれであげています。バスの運転手さんに乗るよアピールするときとか、

止まってくれた車にありがとうの合図をするときとかね。

日本のようにぴしっと手のひら全部であげちゃうと、ナチスの敬礼みたいになっちゃうから、人差し指をあげるようになったみたいですよ。歴史ですね。

 

このショーが結構長くて、次女はふたたびあちこちに行ってしまい…

長女は、テンションが下がり始めた…

女性のピートがお菓子をくれにきたけど、長女は拒否。

手渡しでそのままお菓子(袋に入っていない)をくれるからたぶん嫌なんだと思う。

気にするタイプの子なのです。

そしたら、私の上着のポケットにつっこんでくれました。これまた日本の感覚ではなかなかないよね。私は長女と違って気にしないタイプの人間なので問題なしです!

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なんとか写真だけとってもらった。ピートがもっている袋の中にお菓子がはいっていますよ

Kruidnoten(クラウドノーテン)という小さい丸いクッキーをくれます。シナモンなどのスパイスがきいてておいしいけれど、我が家の子どもたちは苦手みたい。


オランダの子供たちは、大喜びでもらっていましたよ。袋をもってきてそこに入れてもらっている子もいました
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星のパーカー(長女のを勝手に着た)の後ろ姿が次女です。相変わらず積極的。



最後まで見たら、シンタクラースさんと写真が撮れたのかな?

プレゼントもらえたのかな?

よくわからなかったけれど、私たちは途中で疲れてしまって、早々に離脱しました。

 

それでも、ちょっぴりでしたがシンタクラースの雰囲気を味わえて楽しかったです。

 

街中、シンタクラースに染まっております。

シンタクラースについては、まだまだ書きたいことがあるので、またかきます。